言語モデルの仕組み
コンテキストウィンドウとは
Context Window(コンテキストウィンドウ)
ひとことで言うと
AIが一度に読み書きできるトークン数の上限で、いわば「短期記憶」の容量です。
詳しい説明
コンテキストウィンドウとは、モデルが一度の処理で扱える入力+出力トークンの最大数です。これを超えた分は考慮されず、古い会話は忘れられます。
容量が大きいほど、長い文書やコード、長い会話履歴をまとめて渡せます。近年は数万〜100万トークン超の大容量モデルも登場しています。
ただし、上限が大きくても「途中の情報を見落としやすい」傾向が指摘されることがあり、重要な指示は冒頭や末尾に置くなどの工夫が有効です。長文をすべて渡す代わりに、必要箇所だけ検索して渡すRAGも有力な対処法です。
具体例
- 長い契約書を一度に貼って「要点を抽出して」と頼めるかは、この上限次第。
- 会話が長引くと、序盤の指示をAIが「忘れた」ように振る舞うのはこの制約による。
よくある質問
コンテキストウィンドウが大きいほど良い?
扱える情報量は増えますが、常に良いとは限りません。長文の中の重要情報を見落とすことがあり、コストも増えます。必要な情報だけを渡す設計(RAG等)と組み合わせるのが実務的です。
本ページは、広く確立したAIの用語・概念を、公開情報にもとづき編集部がわかりやすく整理したものです。特定製品の最新仕様・数値は各提供元の公式ドキュメントをご確認ください。
最終更新: 2026-07-07